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栃木市内で見た、チョッと変わった鬼瓦 [建物]

栃木市内をウォーキングしながら、鬼瓦を見て楽しんでいる事は先日書かせて頂きました。
今回はその中で「へぇー、こんな鬼瓦も有るんだ!」と感心したものが有りましたので紹介します。
何処で見つけたかは秘密です。探してみて下さい。
縁起物鬼瓦1.jpg
(米俵の上に載る大国様の像が鬼瓦に収まっています。泉町にて)
大国様は七福神の一柱として知られ、食物・財福を司どる神様です。縁起物として屋根の上に祀ったものでしょう。
同じ大国様の鬼瓦を、新井町を歩いている時に発見しました。
縁起物鬼瓦2.jpg
(大国様の姿を鬼瓦と一体化させたデザイン、新井町にて)

縁起物鬼瓦3.jpg
(鬼瓦が鍾馗様の像に成っている。嘉右衛門町にて)
こちらの屋根に載っているのは「鍾馗さま」の像と思われます。このような鬼瓦も栃木市内では他にまだ見た事が有りません。
調べてみると、京都ではこの「鍾馗様」の像を屋根や庇に建ってている町屋が多いと言います。
鍾馗様は、中国の唐の時代に皇帝の夢の中で鬼を退治したと言う神様。
お寺にはよく立派な鬼面の鬼瓦が載っていますが、お寺の周辺の家ではそんな鬼瓦に対抗して、にらみかえす「お寺鍾馗」と呼ばれる鍾馗様の像を屋根の上や庇に置いたそうです。他に、鬼は直進しか出来ないという言い伝えにより、丁字路の突き当りに有る家では、鬼の突進を防ぐ為に置く「突き当り鍾馗」や、向かいの家の鍾馗さんにはじかれた邪気が浸入するのを防ぐ「お向かい鍾馗」などと言うものが有るそうです。

先日、いつものように栃木の街の中を歩いていた時、そんな鍾馗様が必要となりそうな立派な鬼面の鬼瓦を発見しました。
鬼面鬼瓦1.jpg
(倭町の横道で発見した、厳めしい鬼面の鬼瓦)
この鬼面の鬼瓦は表通りに面していない上、家と家との間に一瞬姿を現す位置に有る為、街をただ歩いていると気が付かない鬼瓦です。建物もだいぶ傷んでいますので出来れば補修して保存できればと、思います。

栃木の街は「蔵の街」と言いますから、まだまだ私の知らないお宝の鬼瓦が眠っているのかも知れません。新しい発見を期待して、又街歩きをしていきたいと思います。