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皆川城内町の東宮神社(飾り馬と流鏑馬) [栃木市の神社]

栃木市皆川城内町の東宮神社へ先日久しぶりに出かけた。この神社についての最初の思い出は今から60年ほど昔のことで、本当におぼろげにしか浮かんでこない。それは5月大祭に行われた草競馬の風景なのか、ともかく大変な人出に、沢山の五色の旗が立ち、高く組まれた櫓、響く太鼓の音。それらが断片的に思い出される。両親に連れられて歩いてだが、何処をどう行ったのか、社殿の様子などは記憶に有りません。
その後は暫らく私の意識から遠ざかっていました。そして1978年(昭和53年)5月流鏑馬を見に行きました。その時も東宮神社の境内には大勢の人が来ていました。拝殿の前に1頭の神馬。たてがみの所に色鮮やかな飾りを付け奉納馬のお披露目のようです。
飾り馬2.jpg飾り馬1.jpg
(1978年5月祭りの日の境内の様子)        (綺麗い飾りを付けた神馬)
その後社殿の裏手に有る馬場に場所を変えて、流鏑馬が行われます。馬場に立てられた3ヶ所の的に向かって馬に乗った射手が矢を放ちます。1番目の的(早稲)、2番目の的(中稲)、そして3番目の的(晩稲)。矢が当たった的の収穫がその年は豊作となると言う占いとなります。
飾り馬3.jpg流鏑馬.jpg
(1978年5月撮影、五色の旗が立つ神社裏手の馬場)(流鏑馬の矢の行方を見守る観衆)
その年はその後地元の乗馬クラブによる草競馬も行われました。子供の頃見た光景もこんなだったのかも知れません。
今回、晩秋の東宮神社を訪れました。県道75号線(栃木佐野線)を栃木の市街地から西に進み、永野川に架かる「対嶺橋」を渡ると直ぐに、道路の右手に大きな鳥居。皆川城内町の東宮神社参道入口です。現在鳥居から社殿に向かう参道の途中に、東北自動車道が横切ってしまっている為、トンネル(正式にはボックスカルバートと言うらしい)を抜けると、目の前に境内への石段が現れます。
東宮神社1.jpg東宮神社2.jpg
(県道75号線脇に建つ鳥居)     (高速道路のトンネルの先に境内に登る石段)
車の場合は右手の坂を上がると駐車スペースが有ります。
石段を登ると正面に拝殿、右手に神楽殿、左手に社務所が有ります。
東宮神社3.jpg
(拝殿前境内の様子)
拝殿のまえには奉納された立派な狛犬や石灯籠が建てられています。
東宮神社4.jpg東宮神社5.jpg
(左側、吽形の狛犬)                       (右側、阿形の狛犬)
拝殿にて参拝を済ませ、振り返って南の方向を見ると、遠くに太平山から晃石山、馬不入山が広がっています。境内の直ぐ前には東北自動車道の遮音壁が無愛想な姿を見せています。
東宮神社8.jpg
(拝殿の前から南の方向を望む)
拝殿の脇を通って横側から本殿を拝みます。拝殿から一段高くなった本殿は一間社流造の見事な建物です。彫刻も見事で、特に向拝の竜の彫刻は恐ろしいほどの迫力が有ります。
東宮神社6.jpg東宮神社7.jpg
(東宮神社本殿)              (本殿向拝で睨みを利かす、見事な彫刻の竜)
東宮神社は、社伝によると天喜元年(1053)源義家が奥州下向の時、東国鎮撫を祈願して創建したものと云われております。その後、鎌倉時代の中期長沼宗政の孫の四郎宗員の時に、皆川氏が皆河荘へ入部、永享元年(1429)淡路守秀宗の時、神社の西方に皆川城を築き、それ以降東宮神社は皆川氏の守護神となり、手厚い保護を受けました。
東宮神社の祭神は、武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売大神の四柱で、皆川氏の始祖藤原秀郷であることから、藤原氏の氏神である春日大社をこの地に勧請したものと云われます。
訪れた日は天気も良く境内の柿の実もすっかり熟れて来ていました。
東宮神社9.jpg東宮神社10.jpg
(2015年12月神社境内にて撮影)

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コメント 2

大出武司

私は東宮神社 総代の大出です。
流鏑馬の写真を偶然発見いたしました。流鏑馬を行っているのは私です。もし、現在も写真をお持ちでしたらご連絡お待ちします。
by 大出武司 (2017-04-07 11:07) 

一味

大出様初めまして、巴波川日記をご覧頂きありがとうございます。写真の件ですが基本的に全て保管しておりますので有る筈ですが、結構前に書いたブログですので、探す必要が有ります。写真に写っている方からご連絡いただいてビックリしております。今年の流鏑馬も是非行って見たいと思っていますが。
by 一味 (2017-04-11 23:20) 

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