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栃木市内の永野川に架かる、旧千部橋が増水の為流失。 [栃木市の河川と橋]

昨日から今朝にかけ私の住む栃木市は、50年ぶりと言う大雨にさらされました。私の家の横を流れる巴波川の支流「清水川」も、昨日の夕方より水嵩を増してきた為、昨夜はまんじりともせずに朝を迎えました。朝一番で川の様子を見てみると、川の右岸の田圃には「清水川」の水が土手を越えて流入しています。幸い私の家の有る左岸は高くなっている為、被害は有りませんでした。現在、私の家の両側は田圃に成っているので、そちらに水が逃げてくれますが、今後住宅開発が行われたらこの清水川も都市型洪水を起こすのかと思うと、恐ろしくなります。
さて、早朝のテレビニュースの被害状況を知らせる中で、永野川の「千部橋」が流失した事を伝えていました。「千部橋」は栃木市大平町榎本の西の端を北から南に貫流する「永野川」に架かっている橋で、古くから佐野と小山とを結ぶ街道のこの場所に橋が架けられていました。
2013年5月千部橋(旧)1.jpg
(旧千部橋西詰より、2013年5月25日撮影)
橋の西詰には「千部橋供養」と刻した石塔が建っています。「享保十年の文字が見えますから、1725年江戸時代の中ごろにはここに「千部橋」と呼ばれる橋が架けられていた事を教えてくれています。
千部橋供養塔1.jpg
(旧千部橋西詰の千部橋供養の塔。2015年3月25日撮影)
今回流出してしまった橋は、1934年に架設されたもので、今日81年の生涯を閉じました。
現在は上流側に並行して新しい「千部橋」が架かっていて、県道36号線(岩舟小山線)が通っています。こちらの「千部橋」も架橋年は1962年に成ります。新しいとはいえもう竣工後53年も利用されている橋です。
従って今回流出した「千部橋」は、地元の人達の生活道路上の橋という事です。
最初に「千部橋流出」のニュースを耳にした時、疑う事無く古い方の橋だと確信していましたが、念の為今日の昼過ぎ、天候が安定してきたところで、現地の確認に行って来ました。現地に行くとすでに旧道入口部に車が進入出来ない様遮断されておりました。安全な場所に車を置いて、架橋場所に向かいました。橋詰に建つ供養塔は無事でしたが、「旧千部橋」は7径間の内中央部の2径間が濁流にのまれて、無残な姿を残していました。
千部橋2.jpg
(橋の中央部が流出してしまった旧千部橋。右岸橋詰より撮影)
千部橋1.jpg
(新しい千部橋より下流側を撮影)
まだまだテレビニュースでは多くの場所で、被災に有った方々の救出が懸命に進められている事を伝えています。改めて自然の驚異を見せつけられています。今はただ無事を祈ることしか出来ません。
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コメント 2

負券師

小学校の通学路だった橋が流れたと聞き、画像を探していました。懐かしい景色でした。
by 負券師 (2015-09-11 17:04) 

一味

負券師さん、コメントを寄せて頂きありがとうございます。
千部橋も上流側に新しい千部橋が架けられてからは、地元の生活道路として利用されていましたから残念ですね。子供の頃の風景が消えて行くのは少し寂しいですね。
by 一味 (2015-09-15 11:06) 

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